もうね、何この少女の教養!ふゎ~っ!って感じです。
18歳にして古典の素養があり、美しくて飾らぬ自然な文章に
目が釘付けに~! もっと読まなくちゃ、田辺先生。
もうね、何この少女の教養!ふゎ~っ!って感じです。
18歳にして古典の素養があり、美しくて飾らぬ自然な文章に
目が釘付けに~! もっと読まなくちゃ、田辺先生。
ショーン・バイセル『ブックセラーズ・ダイアリー(白水社)』。
イギリスはスコットランドのウィグタウンという書店の街にある
一軒の本屋さん。新刊も一部扱う大きな古書店です。
その店主によるなんでもない日記が楽しくて楽しくて。
イギリス人らしい皮肉とユーモアたっぷりのお方です。
本を読んでる間はウィグタウンの住民か旅行者になって
この世界を満喫しました。
ブックタウンとしてこんなサイトもありました。
位置関係はこんな感じ、グーグルさん、お借りしますよ。
この街で3年ぐらい暮らしてみたいナデシコです。
もう一冊は小田雅久仁『斬月記(双葉社)』。
巷でえっらい話題なので読んでみました。
一話めは不思議なところへ連れていかれて面白かったけど
特に三話目はなかなか激しかった。
年末年始の読書はこの方=刑事ファビアン・リスクの三冊を集中的に、
ステファン・アーンヘム『顔のない男』『九つ目の墓』『零下18度の棺』
(いずれもハーパーBOOKS)。まぁ派手で凄惨なんですが止まらない。
まだ続くようですが作家さん、ちょっと休憩中でしょうか。
新潮社の文芸誌で気になって花房観音『果ての海』。
てっきり福田和子的な作品だと思っていたら
ちょっと違うんですね、最後の展開には驚きました。
映画の1本目はロザムンド・パイクの『パーフェクト・ケア』。
まぁ感じ悪い女の、爽快なまでに憎々しい成功。
でも気をつけなはれ、落とし穴もあるのだ。
あぁ面白かった、『キングスマン ファースト・エージェント』。
大好きなイギリスのスパイもののシリーズのひとつで
かのキングスマン発祥のエピソードだ。深いです。
バレエ音楽も鳴り響き耳にも心地良かった!
シャーリィ・ジャクスン『ずっとお城で暮らしてる(創元推理文庫)』、
タイトルからも尋常じゃない感ありましたがやはり。
この作家さん、日本で言うと大正生まれの女性なんですが
屈託がなく恐ろしい内容にたまげました。ほかの作品も読みたい。
本や書店もの好き、加えて職人ものにも弱いので
買うべくして買いましたね。
紙の本の奥行き深い文化、なくならないで欲しい!
パリのアメリカ大使館に勤務するテキサスの紳士が
セーヌ河沿いの古書の露天商を巡るトラブルに巻き込まれ…
この主人公の続編があれば読みたいんですけど。
不気味だけど優雅だし、気になるしと読んでたら
やっぱりとんでもない事態になってたけど最後は良かった、
イギリスで100万部以上売れているそうです。