昭和30年代のアメリカですが
普通の家庭間でもこんなに階級社会だったんですね。
驚きの結末、読むにつれ薄々感じていましたが…!
カタリーナ・インゲルマン・スンドベリ
『犯罪は老人のたしなみ(創元推理文庫)』。
スウェーデンの老人ホームが舞台ですが
こんなところにお邪魔できるのも読書ならでは!
少~し違和感を持ちつつ
共感できる部分も探して…
遺された息子さんの幸せを祈ります。
旅行に行かれない今、大好きなローマという字面に釣られ…
確かにローマの街の描写にあふれていて嬉しいんですが
邦題に違和感。原題は『魂の裁判所』というそうです、まさしく。
日本語がわかるケベックの方が読んだらこれ、怒りはりますよ?
それともケベックの方のフランス語はホントにこんな感じ?
ともあれ屈託を抱えた魅力的な主人公でした。