4連休の友。

映画はこれ、『ライドライクアガール』。

お馬さんが見られるな、と軽い気持ちで行ったらとってもいい作品で。

え?実話なんですか?しかも2015年のこと?

閉鎖的な男社会に風穴を開けた大家族育ちの女の子のお話です。

斜線堂有紀『恋に至る病(メディアワークス文庫)』。

アイドル及びその予備軍が出演して映画化されるのが

見えてきそうです… 著者のあと書きの書き出しが

『お世話になります。』、笑いました。

富田浩司『マーガレット・サッチャー(新潮選書)』。

サッチャーさんのことをそんなに好きではない作者の

言葉なので逆にそのタフさとか偉大さがわかったりして。

経済的政治的なワードは若干ちんぷんかんぷんでしたが…

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コロナの時期にペストの時代の。

ボッカッチョ『デカメロン上中下(河出文庫)』

ペスト流行の2年後に、ペストの時期を設定して書かれました。

といっても1300年台半ばなのでざっと700年前ですね!

これ、訳者によっては太刀打ちできないと思うんですが…

格調が高くて平易な文章を書いてくださる

東京大学名誉教授の平川祐弘先生の日本語なら大丈夫!

上中下のうちまだ一冊だけですがこのあとも楽しみたいです。

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着いても終わらず…

降車駅で終わらず駅の近くの公園で読み終えた(笑)

ギョーム・ミッソ『パリのアパルトマン(集英社文庫)』。

凄惨な犯罪なんですが犯人以外の人物がエレガントで。

これだから海外ミステリ、やめられない。

もう一冊は原田マハ『たゆたえども沈まず(幻冬舎文庫)』。

すっかりノンフィクションかと思って読んでました。

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あの監督であの方の主演とあらば。

ペネロペ様もアントニオ・バンデラスさまも拝める

ペドロ・アルモドバル監督の最新作『ペイン・アンド・グローリー』。

脇を固める俳優&子役やファッション、インテリアまで

今回もみっちり行き届いていて堪能しました。

アーナルデュル・インドリダソン『厳寒の町(東京創元社)』

いやー、段々エーレンデュルチームの一員の気分に

なってきました。どのメンバーも地味なりに人間味があって

これからも読ませて貰いたいです。

三田完『鵺(KADOKAWA)』

山本夏彦さん系で、含羞と教養の業界人・久世光彦さんと

あの名女優に捧げられたファンタジー。

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この作品からスタート。

今までに2作品読んでとっても良かった

覆面作家のボストン・テランさん、

これが最初の作品でした、『神は銃弾(文春文庫)』。

暴力の描写は斜め読みでしたが既に凄みあり。

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