明治42年&大正9年生まれ。

松本清張『遠い接近(文春文庫)』

明治42年生まれの清張先生の本は何を読んでも新しい一面を感じます。

このタイトルも、スケール感があるし美しいですよね。

歴史小説としても読めるミステリーです。

田毅『最後の社主(講談社)』。

大正9年生まれの村山美知子さんは小学校と女子中の大先輩!

ひと伝手に、あるご縁もあって興味深く読みました。

ご自分なりの永い戦い、お疲れさまでございました。

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空き時間は読書。

自粛生活で読書が進みます、林真理子『綴る女(中央公論新社)』。

真理子先生は私たちが知りたいことを惜しみなく書いてくれる。

宮尾登美子先生のことはもちろんですが

過去のものになりつつある女流文壇の世界を垣間見られて満足。

ウォルター・モズリイ『流れは、いつか海へと(早川書房)』。

登場人物が多いんですがなぜか散漫にならず、

丁寧に追っかけていくと手に汗握る展開が。

歌野晶午『間宵の母(双葉社)』。

この方の本を読むのは初めてだったかもですが

気持ちいいものではないかも、かもかも…

熱狂的なファンは沢山いらっしゃるんでしょうね!

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読書が進むすすむ。

ェルディナント・フォン・シーラッハ『刑罰(東京創元社)』。

事件の真相。

なんといいますか、名手ですね。

どの真相にもあっと思いました。

城山真一『看守の流儀(宝島社)』

ある刑務所を舞台に視点を変えながら

いくつかのエピソードが書かれているんですが

最後、横山秀夫先生が絶賛するほどはヤラれませんでした。

櫻井秀勲『誰も見ていない書斎の松本清張(きずな出版)』。

松本清張先生がらみの本はいつでも気になります。

この方は先生が北九州から上京される頃から成功される迄の

おつきあいのようなのであれこれ興味深い挿話が…

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ライザ・ミネリのお母様。

『ジュディ 虹の彼方に』。 名前を知っていたぐらいで、

ライザ・ミネリのお母様だったとは。 そして“ブリジット・ジョーンズ”こと

レネー・ゼルウィガーの演技と歌唱力がすご過ぎる!

最後の歌は始まるとともに自然と落涙…

A.J.フィン『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(早川書房)』

このタイプの文体、あんまり仲良くなれないんですが

次々出てくる真実には驚きました。

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オネーギンと老画商。

海外でのガラ公演でダイジェスト版を見たきりで

ずっと気になっていた『オネーギン』

NBSのパリ・オペラ座バレエの引っ越し公演で全幕鑑賞で大感激!

原作も読みたいです。

コチラも本当にいいフィンランド映画でした、『ラスト・ディール』。

父と娘、祖父と孫、画廊仲間の良いひと悪いひと。

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