大人のエンタテインメント2作。

9人の翻訳家』

流出させている犯人はこの中の誰?と必死に考えていたのに、

こうなっていたとは、あー、驚いた。

好きな作家、辻原登の『卍どもえ(中央公論新社)』ですが

ちょっとわかりづらかった…特にラストシーンの解説どなたかお願いします!

谷崎先生の『卍』に『なんとなくクリスタル』をさらに教養高くして

橋本治のエッセンスを加えたような…

このエントリーをはてなブックマークに追加

やっぱり好きだな♪

本屋でこの方の新作を見つけると迷わず購入、

中野翠『だから、何。(毎日新聞出版)』。

サンデー毎日に長く続いている名物コラムです。

潔さやシニカルさ、温かみ、正直さ、言葉選びに魅力あり。

このエントリーをはてなブックマークに追加

あのトップモデルが。

シュヴァルの理想宮』

根性ないクセにこんな『恩讐の彼方に』的なの好きなんですよね。

それにしても妻役のレティシア・カスタさま。

ヴィクトリア・シークレットのカタログのお姿をうっとり拝んでおりましたのに…!

近藤雄生『吃音・伝えられないもどかしさ(新潮社)』。

既に売れているようですがさらに多くの方に読まれますように。

しかし新人看護師の自殺の件、腹がたつ~!

予想通りほぼノンストップ読書に、

ジェフリー・アーチャー『運命のコイン(新潮文庫)』。

しかしやりきれない結末!

現代でも祖国に裏切られることって、あるんですよね。

このエントリーをはてなブックマークに追加

年末年始の本と映画。

トレヴェニアン『シブミ(ハヤカワ文庫)』再読。

やっぱり最高ですねこの作品は。翻訳の方のセンスもいいんだと思います。

とにかく色んな記述や情景にいちいちシビれます、79年作でも色褪せない。

この本はまた何年後かに読むだろうし…

彼のほかの作品も改めてチェック!

生田耕作『ダンディズム・栄光と悲惨(中公文庫)』。

イギリス人の言わば成りあがりの伊達者、

ボー・ブランメル(1778-1840)さんの記述が多いのですが

どうも気持ちが入らなかった…

高橋ユキ『つけびの村(晶文社)』。

あの不気味な貼り紙があの犯罪の予告じゃなかったことに驚き。

でも文章があまり整っていないところがあって…

麻生和子『父 吉田茂(新潮文庫)』。

夫人の亡き後新橋から上がって身の周りの世話をし彼の死を見届け、

その後もマスコミには全く語らなかった小りんさん、

吉田茂を追って焼身自殺をした元秘書… 皆さんすご過ぎる。

スペインで各賞を総ナメの『だれもが愛しいチャンピオン』

オーディションに受かった 素人の障害者たちがが準主役の映画、

こんなに笑っていいのかしら…♡

主人公の実家の寝室の壁紙に目が釘付けに!

このエントリーをはてなブックマークに追加

期待を裏切らず。

『カササギ殺人事件』と一緒に買っていた

アンソニー・ホロヴィッツ『メインテーマは殺人(創元推理文庫)』

なんだこれは!?な前作に続き堪能しました。

このエントリーをはてなブックマークに追加