さすが真理子先生。

林真理子『愉楽にて(日本経済新聞出版社)』。

道修町の三代目?子供の恋愛結婚を良く思わないママ?

身近にいるいる!という優雅な方たちのオンパレード、

だけどやがて悲しき…  真理子先生の独壇場かも。

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高坂正堯さん&ルメートルさん。

服部龍二『高坂正堯~戦後日本と現実主義(中公新書)』。

密かにお慕いしていたのに約20年前に亡くなった

国際政治学者の高坂先生を取り上げて下さり感謝♡

高坂先生、こんな方です。

『高坂の死は、総合的な魅力ある学問としての国際政治学の死であった。』

と。

やっぱり偉大な、希有な方だったのね…

『天国でまた会おう』で度肝を抜かれ、その後もヒット作を飛ばしておられる

ピエール・ルメートル『炎の色(ハヤカワ文庫)』

やっぱり止められません。

え、これ三部作で次もあるんですか?わーい!

先週末はある方に勧めていただき映画も見たんですよ、

『母さんがどんなに僕を嫌いでも』。

意地を張ってないで自分から心を開くのは大切、と教えられました。

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豊饒の海。

紀伊國屋サザンシアターでお芝居、『豊饒の海』。

三島由紀夫、少ししか読んでなくてこれはまだでした…

でも重みと演出の妙があってずっしり楽しめました。

なかでも応援していたのは宇井晴雄さん!

いい声で色んな役を軽々と。

お疲れさまでした!

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西成シリーズ。

自宅近くの本屋にこちらと『飛田ホテル』が二冊並んでいた

黒岩重吾の復刊、『西成山王ホテル(ちくま文庫)』

前者が1961年、後者が65年の作品のようですが

こっちの方がさらに重くて救いがないかな… でもかっこいいです!

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ミステリーとコメディ。

週末の一冊はギョーム・ミュッソ『ブルックリンの少女(集英社文庫)』。

薄い皮が何枚も重なったような丁寧な謎解き、

でもあちらって、なんでこんなにこの手の犯罪が多いのか…

そして映画は

日本人でバスケットボールやあちらのスラングに明るくなくても

楽しめる『アンクル・ドリュー』

“聖歌隊ネタ”というジャンルがあったのね、面白かったです☆

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