ギア様と北欧ミステリー。

現在新宿の『シネマカリテ』ではこんな企画がかかってまして

チェックしてみると見たい映画がちらほら、

そのうちの一本は…

リチャード・ギア『冷たい晩餐』。 2組の夫婦、4人とも一歩も引きません。

スノッブなレストランのサービスも興味深く。

日本産の野菜を『フロムトーキョー』だと言ってました。

心理スリラーだそうですが後味悪いというか消化不良というか…

このコンビの作品を読むのは二作目、

アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム『死刑囚(ハヤカワ文庫)』。

主役のグレーンス警部を圧倒するようなあの人物、

若干出来過ぎ感がありますが最後までドキドキしました。

このエントリーをはてなブックマークに追加

メダカを見る目が…

萩原浩『金魚姫(角川文庫)』。ええー、金魚がひとに変わるんですか?

読んでる最中から飼ってるメダカたちが気になって…

ところどころで笑わせてくれる

不思議なファンタジーであり切ないラブストーリーでした。

このエントリーをはてなブックマークに追加

最初から読む?

書店で何気なくみつけて読み出したら!

現在と過去のいったりきたりがめまぐるしいのでちょっと大変でしたが

大変な成り行きにびっくり、カリン・スローター『罪人のカルマ

(ハーパーコリンズ)』。 え、これシリーズ5作目? どうする私。

このエントリーをはてなブックマークに追加

読み応えの英米二冊。

プチ夏休み中に成功している翻訳小説を2冊読んでいたのですが

その後の豪雨報道で脳天気な投稿もできず…

イギリス代表はC.J.チューダー『白墨人形(文藝春秋)』、

誰が善人か悪人かわからないし最後にぞっとするし…!

安定の新潮クレストブックスからローレン・グロフ『運命と復讐』

アメリカ代表です。 こちらも同じ人間が相手の立場や性格により

こうも印象が違うのかと打ちのめされました。

…って、ちょっとオーバーだったかな? お勧めの二冊です。

このエントリーをはてなブックマークに追加

気になる作家&修羅雪姫。

普通のひとたちの、

何気ない日常のなかのくてちょっと恐ろしいエピソードが得意?な

新津きよみさんの『二年半待て(徳間文庫)』。

どの短編にもうなりました。

好きな映画『キル・ビル』のタランティーノ監督が

この方の『修羅雪姫』に影響を受けたと知り

ホホウと思った梶芽衣子さんの自伝『真実(文藝春秋)』。

やっぱりかっこいい女性でした。

このエントリーをはてなブックマークに追加