個性で生きてく。

週末の映画は『おとなの恋の測り方』

主役の二人はもちろん、秘書やら息子やらママやら義父やら脇役も良かった。

そしてヒロイン、ヴィルジニー・エフィラの働くファッションの素敵なこと!

この方キャスター出身だそうですが今にユマ・サーマンみたいになるかも!

嵐山光三郎『漂流怪人・きだみのる(小学館)』

嵐山さんが書かれたから良かった評伝。

三好京三さんとの関係もよくわかりました。 映画も本も、

他人がどう思おうと個性で生きてく&生きた方たちの作品でした。

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第3位。

井上荒野『綴られる愛人(集英社)』

この方の作品を読むのは確か3冊目ですがこれはそのうち3位かも。

おしゃれで出来過ぎてて心の上の方を滑っていきました。

でも帯に『映画化!』と映画監督のコメントが。人気の作家ですね。

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先週も濃い2冊。

児玉博『堤清二 罪と業(文藝春秋)』

いやー、ただの評伝じゃないです。

堤清二さんという、複雑で賢くて上品な傲慢さを持った方を

文学的に書かれていて読み惚れ?ました。

大崎善生『いつかの夏(角川書店)』。

実際にあった凄惨な事件の、何の落ち度もない被害女性の

その日までの暮らしを丁寧に追うことでやりきれなさ倍増。

しかし著者後書きにあった編集者のかた、いいお仕事されてます。

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さすがの桐野先生。

桐野夏生『夜の谷を行く(文藝春秋)』。

この題材、桐野先生にぴったり、と読み進め、

そして最後にきてさらにヤラれました。

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強烈な二作。

週末の映画は気になっていた『スプリット』。

怖かった、そしてジェームズ・マカヴォイが最後の最後まできっちりと怪演。

これって事件が解決したようで根本的には解決になってないですよね?

もしや続編が?

本は山平重樹『激しき雪 最後の国士・野村秋介(幻冬舎)』。

朝日新聞の社長室で自害した方がいた、という知識しかなかった、

この部分だけでも経緯がわかりました。

表紙写真は宮嶋茂樹さん、きっと魅力的な方だったんでしょうね…。

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