大型連休、お休みを取れた方には好天が続き何よりでした。
ナデシコも半分仕事の芸術鑑賞や映画、読書などを満喫させていただきました。
まず連休初日は打ち合わせを東京文化会館で。 その前に拝見した
『ドン・キホーテの夢』が素晴らしかった! 大入り満員、皆さん大喜びでした。
そして打ち合わせは浅草木馬亭でも。
港家小ゆきさんのキレのいい幕開けの一席を楽しみ、
澤順子さんの『蝶々夫人』に涙しました。
ナイスな企画、『午前十時の映画祭』でこのたび見たのは…
アルフレッド・ヒッチコック監督の『裏窓(1954)』!
グレース・ケリー25歳、モナコ王妃になる2年前ですね、美し過ぎ。
そして菅井きんさんのようなセルマ・リッターもナイス。
サスペンス映画なんですがコミカルでファッショナブル☆
上記『裏窓』から60年以上の時が流れているのですが
その軽みと洗練が何か同類のDNAを感じさせる
ウディ・アレン『カフェ・ソサエティ』。
現代の巨匠、今回も裏切りません、大満足☆
本はあくまでも個人的な主観で良かった順に。
津村節子『時の名残り(新潮社)』、
いつまででも読んでいたい上質で深みのあるエッセイ集でした。
この方の作品はたぶんお初、柚木麻子『BUTTER(新潮社)』。
いわゆる“キジカナ”こと木嶋佳苗事件がもとになっているのですが
視点がほかのキジカナ本と違っていて
もはやフィクションの域に入っていて面白かったです。
“イヤミス”という言葉、知らなかったんですが皆さんご存じでしたか?
『読んでイヤーな気持ちになるミステリー』だとか…。
真梨幸子『カウントダウン(宝島社)』、
ストーリーを追うだけになってしまうんですが、大人気なんだそうです。