昭和ヒトケタ。

中山七里『秋山善吉工務店(光文社)』

前半良かったんですが皆さま終盤これでいいんですか?

設定が面白かっただけに少々残念な気がします…。

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並行して二件を解決。

マイクル・コナリー『転落の街(講談社文庫)』。

原題はふたつの事件にひっかけて『The Drop』、邦題つけるの、難しいですね。

とても面白かったのですが翻訳で気になる部分がいくつか。

パパのように刑事になりたいという主人公の娘さんの行く末、読みたいです。

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日本車も活躍。

週末はスティーヴン・キング『ミスター・メルセデス(文藝春秋)』

主役?悪役はもちろんメルセデスなんですがキャストが皆さん日本車ユーザー。

最近映画ではアジアの他の国が出てくることが多いのでほっとしました。

そしてこの作品、三部作の初作だそうでまた読まなくちゃ!

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イタリア映画、フランス映画。

おとなの事情』、あー、面白かった。

それにしゃれてるししんみりするしドキドキハラハラするし。

事情がある方もない方も是非どうぞ。

もう一本はフランスの『午後8時の訪問者』。 淡々としているようで

色んな問題が提起されています。大人のユーモアが効いた上の映画と違って、

でもこれはこれで楽しめました。 じんわり良かったなー、と帰りかけると

これからトークイベントがありますとアナウンス、座り直すと…

日本医科大学特任教授の美しい海原純子先生登壇!

わ、偶然お会いできました、少しご縁があるんです。

そう、この映画のヒロインは女性医師なんですね、解説で得しました。

そして終了後先生お久しぶりです、とご挨拶させていただきました。

本は貫井徳郎『壁の男(文藝春秋)』

いやー、大変なストーリーテラー、

しかもパズルのように断片的に事情が開示されていきます。

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辻原登病&美しいノワール。

最近続けて読んでいる辻原登『寂しい丘で狩りをする(講談社文庫)』、

この方の人間を描く力すごいです。

嫌なストーカーでさえも肩を持ちたくなる時がある辻原マジックよ。

ジョー・ネスボ『その雪と血を(ハヤカワ)』。

ノワールなんですが美しく、悲しく、幻想的でした。

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