平安時代のシンデレラ物語『落窪物語』を田辺聖子さんの
継子いじめを受ける美しい姫君、姫に仕える侍女、
継母への復讐、少将との幸せな結婚を平易な文章で。
もうご覧になりましたか?
『ミッション・インポッシブル』の最新作でございます。
週末の映画館は満席、3時間弱という長さも忘れる面白さでした。
来年、この後半が公開されるそうですがこれ、もっぺん見なくちゃ!
カリン・スローターの最新作は『忘れられた少女(ハーパーBOOKS)』
こちらも続編を予想させる終わり方で、皆さん商売上手ね~(笑)
大雨で災害が起きている地域の方を思えば暑いぐらいなんとも。
しかも吉村昭『高熱隧道(新潮文庫)』のトンネル内に比べたら!
関西電力による、黒部川の水力電源開発の歴史の一部で
大正時代から始まった計画は昭和38年、黒部ダムの完成まで続きましたが
まぁ恐ろしい自然現象に何度も遭遇するし、隧道内は100℃にも1
犠牲者多数、ラストはひんやり怖かった。さすが吉村先生です。
このシリーズの最新刊ですがうーん、理解しづらかったかも。
でも変わらず応援します。
大好きなしをんさんは軽いものを読みたくなくて
マジな長編とか書いていただけないか、と思うのですが
やっぱりこの軽妙さと、微妙なバランスの深さに恐れ入りました。