蕎麦屋の主人。

松下隆一『狭(講談社)』。

いやー、時代物っていいですね、日本人で良かった。

泣くとわかっていながら読み進め、やはり落涙。

フランソワ・オゾン監督(仏)の『苦い涙』はファスビンダー監督(独)

(1945-82)の『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』がオリジナル。

70年代ドイツを舞台にフランス語で、イザベル・アジャーニ様も

かり出して。 ファスビンダーさん、気になります。

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最近の4冊。

軽いし端正な文体の知られざる名作が読めるしで好きな

小学館P+D BOOKS から八木義徳『風祭』。

1979年のこの作品も心安らかに昭和の世界に浸れました。

 

やっぱりこの時代の方は二重生活といいますか

妾宅もしっかり養ってらしたんですね。

和歌山ご出身とは知らなかったです。PHPの謎も解けました。

岩瀬達哉『血族の王(新潮文庫)』

新鮮に感じるドイツ・ミステリー、セバスチャン・フィツェック

『乗客ナンバー23の消失(文春文庫)』。

船内外のできごとをよーく追わないと追いつけません。

同じくセバスチャン・フィツェックの

『座席ナンバー7Aの恐怖文春文庫)』。前

作品より狭い飛行機なので恐怖も倍増?

ノンストップ度も増していて楽しめました。

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またまた邦題が。

しがないタクシー運転手と豪邸から老人施設に引っ越す

謎の老女の美しき旅路『パリタクシー』。

最後にハンカチがいりますよー!

しかしこの邦題… 創元推理文庫のセンスを見習ってほしいです。

リー・チャイルド『パーソナル(講談社文庫)』。

このジャック・リーチャーシリーズは若干ムラがありますが

これは面白かった!あきれる結末です!

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解説も書評もどうぞ。

早見和真『ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)』

小説にも引き込まれましたが巻末の今野敏さんの解説、

新潮社サイトの北上次郎さんの書評までどうぞ。

北上さんの書評には本当にお世話になりました。合掌。

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楽しみなシリーズ。

リー・チャイルド『葬られた勲章(講談社文庫)』。

たまたま近所の書店で見つけた本ですが

わー、何冊も出てるシリーズものですね、そして面白いかも。

続けて読んでみようと思います。

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