お正月明けの2冊。

藤原正彦『日本人の真価(文春新書)』。

数学者でありながら小学生は一に国語、二に国語、とおっしゃる

藤原先生。ユーモアのセンスも抜群で好きだわ~♡

長生きしてください。

アメリカの人種差別の恐ろしさ、やりきれなさ。

リチャード・ライト『ネイティヴ・サン(新潮文庫)』。

1940年というから昭和15年に書かれた文学が

こうやって完全版で読まれる。当たり前のことなのに…

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お正月休みの3冊。

奥田英朗『罪の轍(新潮文庫)』

本田靖春さんによる吉展ちゃん事件の小説にはうなりましたが

さらにアレンジしてあるこちらもすごかった。

F.W.クロフツ『スターヴェルの悲劇(創元推理文庫)』。

日本で言えば昭和のはじめなので

通信や移動手段、捜査方法がのどか。

でも真犯人にあっと驚きです。フレンチ警部、ご苦労さまでした。

ヘニング・マイケル『イタリアン・シューズ(創元推理文庫)』

静かで個性的な方たち大集合なのはこの作家の特徴。

亡くなる前に続編を書いていらして

日本では今年発売予定だそうです。

昨秋見ていたのをすっ飛ばしていました、

ダウントンアビー』の続編、『新たなる時代へ』。

期待にたがわずいろんなエピソードが盛り込まれていて楽しかった。

執事カーソンの、フランスでの上から目線に笑いました。

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石見銀山の女たち。

千早茜『しろがねの葉(新潮社)』

戦国時代後期~江戸時代前期に盛えた鳥取県石見銀山が舞台。

坑道のことは間歩って言ったんですね。

そして当時の堀手の男たちの短命なことよ!

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ペネロペさま&グレイマン。

アルモドバルの映画は見なくちゃと『パラレル・マザーズ』

ペネロペ・クルスさまやっぱり素敵!

そしてスペイン内戦について、

何も知らないことが恥ずかしかったです。

マーク・グリーニー『暗殺者の回想(早川書房)』。

グレイマンシリーズも長くなりましたが

ネットフリックスで映像化が始まったようで人気は衰えません、

今回は12年前と現在の同時進行でまた面白かったです。

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ザリガニ三昧。

夏以降すっかりさぼっていた読書と映画の記録。

知人から時々見てるよと言われたので?再開させてください。

リシャール・コラス『茶室(集英社)』

愛読書『シブミ』や三浦しをん『遺言』を思わせますが

本家よりはファッショナブル&シンプル版かな。

小池真理子『神よ憐みたまえ(新潮社)』

はじめの方の描写が松本清張先生のようだと思いつつ

深みにはまっていき…

辻原登さんにも通じる世界かも。

映画『ザリガニの鳴くところ』

うわー、本も良かったけど映像も!

まだの方は小説と映画、両方楽しんでいただけたら。

そしてテイラー・スウィフトによるテーマ音楽も聴いてください!

ジョージ・クルーニー様を目当てに『チケット・トゥ・パラダイス』

もちろんジュリア・ロバーツ様も素敵でした。

今の時代にリゾート気分、いいですね♡

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