イタリア4都市へ。

事務所のI女史が、

東京バレエ団がイタリア公演で訪ねる都市がわかる地図と

スケジュール表を貼ってくれていますので

今日は弾君どこかなぁと見ています。

最初の訪問地はサルデーニャ島のカリアリ。

カリアリ歌劇場はこんな外観です。

ここで今回一番多い7公演を。

劇場に貼ってあったポスターの前で。

ベジャール『春の祭典』のラストですね。

弾君は今回、キリアンの『小さな死』の第4と

ベジャール『春の祭典』のリーダーを踊っていまして

こちらの写真が第4のパートナー三雲友里加さん♡

弾君との息もぴったりです。

東京バレエ団のインスタで

三雲さんの自己紹介動画を見つけましたよ。

ベジャールとキリアンがお好きだとおっしゃっています。

ところが渡航直前に出演者に変更が生じ、

ある公演では弾君は急遽政本絵美さんと第5を踊ることに!

リハーサルもあまりできず心配だったようですが

さすが四国の名花と京都のイケメン(笑)うまくいったとか。

お互い第4を踊る宮川新大さんとはこの演目では共演できないはずが

思わぬことで第5を踊ることになり

結果宮川さんと一緒に『小さな死』を踊れて嬉しかったと

言ってました。良かった良かったパチパチパチ。

現地の新聞がカリアリ歌劇場のインスタに投稿されていました。

もちろんさっぱり読めません。

弾君によるとイタリアのお客様は明るくてあたたかくて

とっても踊り易いんだとか。グラッツェ!

さてこれから公演する劇場の外観をご紹介しましょう。

真面目に探したのですが間違ってたらすみません。

まずはバーリのペトゥルッツェリ劇場

そしてボローニャのボローニャ歌劇場だ。

ロベルト・ボッレさんのガラ公演も行われるんだろうか?

ナデシコははるか昔に訪ねたことがありますが

回廊が巡らされていてレンガ色で美食の街でした♡

最後はリミニのアミントーレ・ガッリ劇場

皆さん、最後までお身体に気をつけてくださいねー。

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国内で6年ぶりの『ザ・カブキ』

東京バレエ団『ザ・カブキ』まずは東京3公演

モーリス・ベジャール振付、音楽が黛敏郎という

贅沢な取り合わせのふたりの大御所が

忠臣蔵を題材に作り上げられました。

初日はほぼ満席、ロビーに入るとおお!弾君。

近くで定点観測していると

皆さん入って来られてわっと声を上げられ、

写真を撮っておられました。

まだ撮る。

まだまだ撮る。

最初の舞台は現代の東京。

若者のリーダーである青年がふとしたことで

元禄の世へ。最初は部外者のように見ていましたが

浅野内匠頭の切腹に至りついに大石内蔵助に!

…とそれからは怒涛のごとく討ち入り、切腹へと続きますが

ナデシコがこっそり好きなのは、

仇討ちを企てているのでは、という目を欺くために

祇園でちゃらちゃら飲んでる弾君、いえ由良助(笑)

初日が終わるとエックス上でも大評判となり、

13日14日と当日券が良く出たそうです。

しかしきっぱり最初から3日間通うつもりだったのは

桜沢エリカ! さすがですねぇ、ブログに書くかしら。

本当に凛々しくて凄みがあって

素晴らしい踊りと演技を見せてくれた柄本弾。

おつかれさまでした。

あとは18日(金)の高槻公演です。

終わるとこんな豪華な応援団が待っていてくれました♡

女優の高島礼子さん、俳優のディーン・フジオカさん、

モデルの櫻井貴史さん、スタイリストの河田威尊さん、

そして応援団長の芦田多恵さん、ありがとうございます。

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60周年祝祭ガラ。

この週末は東京バレエ団の創立60周年を記念した

ガラ公演が行われました。

弾君は土曜日と日曜日、

それぞれ違う演目に出演しましたよ。

会場はNHKホール。

3800席あるんですよね、

文化会館より1300席多いってどんなに広いの?

入ってすぐ、記念の装飾の前でエリカ先生。

2階席やや下手前方から見るとこんなです。

うーむやっぱり広いかしら。

ロビーには東京バレエ団の今までの海外公演のポスターが

いろいろ貼られ、興味深く拝見しました。

これは1986年にパリオペラ座で上演された『ザ・カブキ』。

弾君は生まれる前のことです。

初日は秋山瑛さんと『かぐや姫』のパドドゥを踊った弾君。

数年間お稽古を重ねてきて、昨年は全幕をお見せし、

今春はブノワ賞にもノミネートされモスクワで踊り、

最近の弾君の分身に近いかもしれない道児です。

初日の最後に斎藤団長や秋山さんらと。

初日も行きたかったー!

2日めは『バクチ』です。全くブレない体幹の伝田陽美さんは

同期入団、呼吸も合って、ふたりで崇高な造形美を

見せてくれました。

もっと見ていたかった…(涙)

オマケ、60周年の記念誌には

2013年、マッツ・エック振付の『カルメン』で

あのシルヴィ・ギエムさんと共演した弾君が!

貴重な経験でしたね。

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金子三勇士の弾むワルツ♪

先週オペラシティコンサートホールで開かれた

バレエ音楽に特化したピアノ、ヴァイオリン、チェロの

コンサートになんとバレエダンサー柄本弾が!

今までになかった企画かも。踊らないし。

本番前の弾君です。

TAE ASHIDA の衣装、よう似合ってはったわ~♡

金子三勇士さんがまず一曲弾かれたあと、

客席中央あたりから弾君が登場し、後方や2階3階のお客様にも

軽くご挨拶すると、皆さんのハートがざわつく音がしました(笑)

お話上手な金子さんのリードで興味深いエピソードいろいろ…

その後ヴァイオリニストの米元響子さん、

チェリストの上村文乃さんも加わりバレエ音楽の演奏を。

弾君からするとあの演目のあの場面、な曲が次々出てきて

この時は踊りがハードで辛いんですよ、この曲はグッときます、等々。

因みにプログラムです。

ドビュッシーの『月の光』もとっても良かった、

ロミジュリからも何曲か。

隣接する新国立劇場は踊ったことがあってもこちらは初めて。

クラシックの舞台だと真横から見下ろす客席があるんですね、

バレエなら仕掛けが見えちゃいますよとなごやかに。

舞台写真はすべて ⒸJUNICHIRO MATSUO でございます。

公演後のサイン会にもそれは多くの方にお並びいただき、

皆さんと交流させていただきました。

お疲れさまでした!出演者の皆さんと。

バレエ公演ではたいていオーケストラか音源なので

ピアノとヴァイオリンとチェロによる演奏、

新鮮で美しかったです♡

その美しい音色を奏でる美しい米元さん、上村さんと。

いいな、素敵なドレス。

そっか演奏家や歌手になるとこんな衣装が着られるのか!

さらに米元さんのドレスも TAE ASHIDA だったという。

一挙に親近感がわきました。

皆さんとまたご一緒したいです。

最後に金子さんとも!

ジャパン・アーツの皆さま、金子さん、

とってもお世話になり、ありがとうございました。

オマケはエリカ先生。

涼やかな着物姿で弾君の応援に参上です。

弾君カッコいいね、だって。何を今さら。

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『ボレロ 永遠の旋律』今週末から!

今週末からかかる『ボレロ 永遠の旋律』を

桜沢エリカと柄本弾が少し早く鑑賞しました。

まずは柄本弾、同じモーリスさんですがラヴェル作曲の

ベジャール振付『ボレロ』をレパートリーとしていますね。

こちらは2018年の横浜ベイサイドバレエにて。

弾君のボレロは弾君のお行儀良さと本来の?野性味がミックスされて

とっても魅力的です。

次はいつ見られるのかな…

そんな弾君が寄せたコメントがこちら。

ダンサーなのでつい振付家に関心が行きがちですが

この曲はラヴェルが命を削って作曲しました。

そんなことを知るいい機会をいただきましたね。

そして2019年に訪れたのがバスク地方、

シブールにあるラヴェルの生家。聖地ですね。

まだ20代の弾君、『旅するフランス語』のロケでした。

バスク語だと思われるので読めませんが

真ん中にモーリス・ラヴェルと書いてあります。

当時の写真を見返していたら素敵な画像がありましたので。

おそらくニヴェル川だと思われます。

因みにナデシコが大好きなトレヴェニアンの『シブミ』

この川から決死の脱出をするシーンがあった気がする…(いい加減)

さて桜沢エリカのコメントです。

この映画にはラヴェルのミューズとして、エリカ先生が

連載中の『パリ 1921』で描いている20年代前後のパリ社交界の華、

ミシア・セールが重要な役割で出てくるんですね。

映画の広報資料より。

日本では資料が少なく、いろいろ調べて描いているミシアが

映画のなかで命を再び吹き込まれいきいきと動いているので

先生、とっても感慨深かったようです。

桜沢が描くミシアがこちら。

漫画、読んでいただいていますか?

ミシアはマリー・ローランサンとココ・シャネルの10歳上です。

さていろいろ脱線しましたが『ボレロ 永遠の旋律』お楽しみに!

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