nadeshico BLOG

井上理津子『さいごの色街　飛田（筑摩書房』。

20年近く前に近くの“鯛よし百番”に行ったとき、通りを歩いて驚いた記憶あり。

昔ながらの取り引きの仕方が今も続いているんですね。

当時男子たちが武勇伝を自慢しあっていたのも思い出しました。

都築響一『東京スナック飲みある記（ミリオン出版）』。

急速に消えつつあるスナック街への愛と

どこも同じ街にしてしまう再開発への不審で満ち満ちた一冊、

共感を覚えます！

二晩ほどで読んでしまって寝不足の原因です、三浦しをん　『舟を編む（光文社）』。

もともとこの方の言葉選びが大好きなのですが

辞書作りが主題の物語なのでますます真骨頂！