日曜日の夜に黒川博行『後妻業(文藝春秋)』。
わ、これ少し前にテレビを騒がせた大阪のおばちゃんのこと?
と思うタイムリーさ、でもこの小説の方が2012年から連載していたようです。
相変わらずテンポいい大阪弁でぐいぐい読ませます!
日曜日の夜に黒川博行『後妻業(文藝春秋)』。
わ、これ少し前にテレビを騒がせた大阪のおばちゃんのこと?
と思うタイムリーさ、でもこの小説の方が2012年から連載していたようです。
相変わらずテンポいい大阪弁でぐいぐい読ませます!
明日発売の『フィール・ヤング(祥伝社)』3月号に
桜沢エリカ『バレエ・リュス~パリが煌めく時』の第3話が掲載されています。
表紙は天才ニジンスキーが踊る『シェエラザード』の金の奴隷、
19世紀初頭、パリの観客を熱狂させたバレエ・リュスの公演です。
そしてそんなニジンスキーの活躍をブタペストで見守るのは?
バレエ・リュスが専門の芳賀直子も学術協力でお手伝いしています。
じっくりお読みください!
桜沢エリカの猫漫画『もふっ♡とさせて~長毛猫とのラブリーな毎日』、
時々読んでいただいていますか? 月に一度の更新ですよ。
第18話は玄関ホールとリビングを仕切るドアにできた猫たちの通用口のお話。
ほれ、現場写真も撮ってきました!
因みにそばで寝ていたルルに写真撮るから通ってくれと言ってみましたが
スルーされました。
ジャケ買いならぬタイトル買いした読みかけの
奥田英明『ナオミとカナコ(幻冬舎)』を持って湯治へ。
いやー、感情移入してたし
結末、こうなって欲しいとは思っていましたがほんまにこうなるとは。
こちらにかかったところで作家の訃報を知った
“双方の取り得と弱味のあれこれが無造作にくるみ込まれた、
包みの膨らみ具合も…” って、あちこちの文章にため息。
巻末の吉行淳之介さんとの対談もすこぶる贅沢、
え、これ平成になってからの作品なんですね?すごい。
ミナミの乾物問屋の娘、って、確か山崎豊子さんも船場のいとさんです。
昔の大阪の商家のいい時代がしのばれます、合掌。
そして『小倉昭和館』で高倉健さんの追悼上映から一本、『ブラック・レイン』。
松田優作さんの遺作になったのでそれがクローズアップされていますが
高倉健さんも存在感ある大阪の刑事を演じておられます。
ミナミのキリンプラザや神戸元町など懐かしいロケ地がたくさん。
この昭和館、九州出身の高倉健さんとの交流がニュースになってましたよね。
ロビーに健さんからの手紙などが掲示されていました。
創業76年という古い映画館ですが
ご贔屓も多く若いスタッフが働いていて応援したくなります。
写真は女性トイレにいけられてた花、
こんなところにも経営者のおもてなしの気持ちが♡