『粉脂の香り漂ふ恋の闇夜の賑かなる、時家の三階座敷を表にぬけて…』
うっとり、浄瑠璃になってます。
小林一三さんが43歳で書いた花柳小説、新聞記者になりたかったそうです。
『粉脂の香り漂ふ恋の闇夜の賑かなる、時家の三階座敷を表にぬけて…』
うっとり、浄瑠璃になってます。
小林一三さんが43歳で書いた花柳小説、新聞記者になりたかったそうです。
タイトルを見ると岩波礼賛かと思うかもしれませんが夏彦翁がまさか!
『国語のリズムの破壊者岩波』と断じておられます。
ほれぼれする文体はやっぱり保存版☆
皆さんが異口同音におっしゃっているように
私も夏彦翁は死なないと思っていました。
彼の名言『何用あって月世界へ』をもじったこの追悼号も
大事に取ってあります。
光文社「女性自身」に連載中の桜沢エリカ『スタアの時代』65話。
しげ子の本音をぶつけられたものの、理解できない たま緒。
幸せとは何か、考えさせられる65話です。
そして、 しげ子とたま緒の間には亀裂が入ったまま40年の
歳月が流れていくことになるんです。今週もお見逃しなく!(T)
『スタアの時代~追憶のワルツ編~』1~3巻(光文社)大好評発売中!