ダニエル・フリードマン『もう年はとれない（創元推理文庫）』、
面白いのなんのって。
こういう皮肉とユーモアにあふれているのは海外小説ですね。
あ、続編もあるみたいです、読まなくちゃ！
どうもこの色に弱くて、思わず手にしました。
全章が関連しているかといえばそうではなく、
でもつながってる部分もあり… しかしさすが手練です。
わー、知らなかった、第二次世界大戦後多くのナチスメンバーが
CIAに完璧にガードされてアメリカで優雅に暮らしていたとは。
いくらロシア=共産主義と戦うんだと言っても道理が通りまへん。
お達者で書いていらっしゃる間に語彙の豊かさにちょっとでも
触れておかなければ…。
あとがき、テニスコートで著者と角栄氏が会ったくだり、心に残りました。
日経新聞木曜日夕刊の『読書日記』に今月登場している桜沢エリカ、
先週木曜日に紹介した本は『ミシア（草思社）』。
古書なので入手困難かもですが、現代バレエの基礎『バレエ・リュス』の
パトロエンヌだった女性として知られる人です。先生、激しく憧れています。
20日、都内谷村宅近くの八重桜です。
まだ花が見られたんだと嬉しくなりました。
ふりそそぐ太陽の光に透けたようで可愛らしかった～！
九州の被災地では桜の季節はとうに終わったでしょうけど
桜前線は北上しています。
日本はつながっています！
光文社『女性自身』に連載中の桜沢エリカ『スタアの時代』54話。
今週は記者の峰さんとマダム・ルビィとの関係がいよいよ明らかに
されますよ。
若き日の峰さんとマダム・ルビィことしげ子19歳が初めて
会ったところです。そして、峰さんからはマダム・ルビィの
違う一面を聞くことになるんですが・・・
今週も是非読んでくださいね。(T)
