戦慄の現実。

吉村昭『魚影の群れ(ちくま文庫)』。

身近な動物たちを題材にした短編集なんですが

結局人間も動物も同じ生き物なんだと気づかされます。

クールで丁寧で教養高い筆致、ほれぼれです。

あぁ恐ろしかったジェニーン・カミンズ『夕陽の道を北へゆけ

(早川書房)』。 ボロボロになってもアメリカを目指せ!

事実に近い、それも現在のメキシコで起きていることなんですね。

日本人で良かったで済まされるものではないが打つ手なし…

黒川博行『海の稜線(創元推理文庫)』

安心してハラハラしてしかもプッと笑えます。

日本人で良かったです。

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今日の放送から5月号です。

トゥールーズのキャピトル劇場の衣装室にて。

ストックしてあった衣装のジャケットを着せて貰って嬉しそうな弾君、

旅するフランス語』のテキスト5月号に掲載されている

三宅勝士さんの写真です。

1100席強のキャピトル劇場

雰囲気があってゴージャスな、歴史ある劇場でした。

やっぱり現在は公演はすべてお休みなのかな…

来週はこの劇場を本拠地とするキャピトルバレエの、

郊外にあるスタジオを訪ねますので

今晩はその予習としてもご覧くださいね。

さ、弾君、まずは上演中のオペレッタの切符を買ってみましょうか。

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