帰化されたひと。

 

『ドナルド・キーン自伝(中公文庫)』。

経済的困窮や第二次世界大戦での日本人捕虜との通訳など

大きな経験を乗り越えて知の巨人になり帰化、養子縁組…

と長く濃い人生を歩まれたひと。

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心洗われて。

平安時代のシンデレラ物語『落窪物語』を田辺聖子さんの

教養をひけらかさない現代訳で『おちくぼj姫(角川文庫)』。

継子いじめを受ける美しい姫君、姫に仕える侍女、

継母への復讐、少将との幸せな結婚を平易な文章で。

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トム・クルーズさま。

もうご覧になりましたか?

ミッション・インポッシブル』の最新作でございます。

週末の映画館は満席、3時間弱という長さも忘れる面白さでした。

来年、この後半が公開されるそうですがこれ、もっぺん見なくちゃ!

リン・スローターの最新作は『忘れられた少女(ハーパーBOOKS)』

こちらも続編を予想させる終わり方で、皆さん商売上手ね~(笑)

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オペラ座ガラへ。

尊敬する槇村さとる先生と!

昨日エリカ先生はパリ・オペラ座のガラ公演初日にお着物で伺いました。

英国ロイヤルの次はパリ・オペラ座…

日本ってすごい国ですよね。

今回はルドルフ・ヌレエフ(1938-1993)没後30年の

記念ガラでございまして

かつてヌレエフさんと一緒に踊っていらした

往年のエトワール、フロランス・クレールさんが

ディレクションと指導をされたとか。

昨日のAプロはこんなでした。

皆さん素晴らしいのですがエトワールになられたばかりの

オニール八菜さんの憂いを帯びたゴージャスさ、

身体からにじみでる優雅さときたら!

彼女の黒鳥を見て休憩のためロビーに出たら

このような素敵な泡の飲み物が売られていまして、

良い舞台を見せていただいた高揚感で即買い。

通りかかったエリカ先生に笑われました。

先生のお着物も本当に素敵で

昨日は初日のお祝いで?正絹を。

紫地に季節を少し先取りした萩の柄が魅力的でした。

お着物は色でおめでたさを出したんでしょうが

帯も百合はじめ多くのお花や笛なんかも刺繍されていて

オーケストラとか音楽を連想させ、

さすがのコーディネートの腕前でした。

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スローター姐さんの世界再び。

最近読んでなかったところを久しぶりに、

カリン・スローター『偽りの眼(ハーパーBOOKS)』。

まぁ相変わらず容赦ないんですが美しくて。

コロナ下の色んな事情もちゃんと組み込まれていて現実的です。

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