読書は三冊、まず葉室麟『潮鳴り(祥伝社)』。
“わが命は、自分をいとおしんでくれたひとのものでもあるのですね”
にやられました。
日頃の自分を糺すときに読みたい作家です。
軽く読めるのに心にしみる小説を書かれるのが素晴らしいですよね、
“幸せを願う数少ない相手の一人がきみであることは、俺の幸せだ”
にドキュン!でした、こちらは。
海外ものはスティーヴン・キング『ビッグ・ドライバー(文春文庫)』。
いやー、恐ろしい設定なのに軽やかなのはなぜ?
そしてこの方、巨匠のようなイメージですがまだ66歳なんですねぇ。