『女性自身(光文社)』で3年間連載してきた『スタアの時代』最終章は
『バレエで世界に挑んだ男』編で、東京バレエ団の創設者で
世界の一流のオペラやバレエを日本に紹介した
佐々木忠次さんを描いたストーリーですが ついに最終回を迎えました。
このコマ、といいますか見開きは1986年のパリ・オペラ座、
東京バレエ団が『ザ・カブキ』を踊ったときの再現です。
この時最初のコマのように佐々木さんはパリ舞踊大学から
念願の『ディアギレフ賞』を受賞されたのでした。
佐々木さんの人生終盤は療養生活が続き
ご本人も無念だったかもしれませんが 桜沢が描いたように
最期は夢の中に大好きなお母様や尊敬するあの方が
迎えにこられたのかも…
この最終章の原作は
追分日出子さん『孤独な祝祭(文藝春秋)』でした。
読者の皆さま、関係の皆さま、お世話になりました!