年末年始の本と映画。

トレヴェニアン『シブミ(ハヤカワ文庫)』再読。

やっぱり最高ですねこの作品は。翻訳の方のセンスもいいんだと思います。

とにかく色んな記述や情景にいちいちシビれます、79年作でも色褪せない。

この本はまた何年後かに読むだろうし…

彼のほかの作品も改めてチェック!

生田耕作『ダンディズム・栄光と悲惨(中公文庫)』。

イギリス人の言わば成りあがりの伊達者、

ボー・ブランメル(1778-1840)さんの記述が多いのですが

どうも気持ちが入らなかった…

高橋ユキ『つけびの村(晶文社)』。

あの不気味な貼り紙があの犯罪の予告じゃなかったことに驚き。

でも文章があまり整っていないところがあって…

麻生和子『父 吉田茂(新潮文庫)』。

夫人の亡き後新橋から上がって身の周りの世話をし彼の死を見届け、

その後もマスコミには全く語らなかった小りんさん、

吉田茂を追って焼身自殺をした元秘書… 皆さんすご過ぎる。

スペインで各賞を総ナメの『だれもが愛しいチャンピオン』

オーディションに受かった 素人の障害者たちがが準主役の映画、

こんなに笑っていいのかしら…♡

主人公の実家の寝室の壁紙に目が釘付けに!

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