城塞都市へ。

昨夜のNHK『旅するフランス語』、ご覧いただけたでしょうか。

弾君がこの日トゥールーズから南東へ約90キロ移動して

降り立ったのは、カルカッソンヌという、オード県の県庁所在地でした。

グーグルの地図から。

トゥールーズとの位置関係がだいたいわかりますか?

スペインとの国境にも近く、南にはバルセロナの文字も見えます。

人口4万人強のこの町、

のんびりしててどこか洗練さも感じられて

なんだかとっても素敵だったんです。

古い建物好きのナデシコにはたまらないエリアでした…

ってすみません、番組のご報告に戻ります。

日本語版公式サイトより。

このカルカッソンヌは城下町でして、高台には中世に要塞化され、

現在は世界遺産になっているシテ=城塞都市が堂々たる姿を見せています。

弾君は昨夜ここを訪問したんですね。

その昔は戦いに備え二重の壁を巡らせた要塞ですが

現在は整備され、日本でも見られるような、

お土産物屋さんが両側に並んだ参道を思わせる道も。

しかし奥へ奥へと進むと段々観光客も少なくなり

高い壁にはさまれ、中世の街へ迷い込んだような気持ちに。

わぁ、本当に高台に作られた城塞都市です。

見覚えありますよね、1月号のテキストの表紙はここで撮影です。

三宅カメラマンの後ろから失礼します。

そしてシテを愛し住み、騎士道や剣術を研究している

ジャン=フランソワさんに、

シテのお城、コンタル城を案内して貰いました。

お城の窓からはシテを守る壁と塔、

その向こうに城下町がのぞめます。

いよいよジャン=フランソワさんのサロンに。

たくさんのかぶとや剣、騎士の衣装(というんでしょうか?)が

コレクションされていました。

レプリカとはいえずっしり重みのある剣を手に

ジャン=フランソワさんのお話に興味深々の弾君。

剣術の基本の形をいくつか教えていただき、

その心もお聞きして

バレエに通じるものがあると思う、と弾君。

しかし体幹がしっかりしているせいでしょうか、どうですこのポーズ!

ジャン=フランソワさん、ありがとうございました。

お日さまが傾きロケが終わり、

たそがれポーズの弾君ですが…

やっぱりおなかがすいたよね、

いただきまーす!

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