戦慄の現実。

吉村昭『魚影の群れ(ちくま文庫)』。

身近な動物たちを題材にした短編集なんですが

結局人間も動物も同じ生き物なんだと気づかされます。

クールで丁寧で教養高い筆致、ほれぼれです。

あぁ恐ろしかったジェニーン・カミンズ『夕陽の道を北へゆけ

(早川書房)』。 ボロボロになってもアメリカを目指せ!

事実に近い、それも現在のメキシコで起きていることなんですね。

日本人で良かったで済まされるものではないが打つ手なし…

黒川博行『海の稜線(創元推理文庫)』

安心してハラハラしてしかもプッと笑えます。

日本人で良かったです。

このエントリーをはてなブックマークに追加