正月休みの5冊。

ローレンス・オズボーン『ただの眠りを(ハヤカワミステリ)』。

若干のんびりしたハードボイルドですが

日本由来の言葉が結構出てきて意外でした。

そのあたりちょっと『シブミ』が入ってます。

逢坂剛『鏡影劇場(新潮社)』。

粗品さん風に言えば『袋とじ!』ですよ。

ホフマンさんはバレエの『くるみ割り人形』の原作者でもあり。

そして逢坂先生、不思議な読後感の教養高い作品をご馳走様でした。

古賀慎一郎『ちあきなおみ沈黙の理由(新潮社)』。

小さいときは『喝采』しか知りませんでしたが

曙橋にあった飲み屋のマスターが彼女を大好きで

10数年前、私も影響されたのでした。

『奇跡の住宅(リクシル出版)』。

チューダー様式の外観より凝りに凝った内部がワンダフル。

昔のお金持ちってこういうところにお金をかけたんですね。

岐阜の渡辺家、まだ栄えていらっしゃるんでしょうか。

アンソニー・ホロヴィッツ『その裁きは死(創元推理文庫)』。

あのひとが犯人とは!

そしてこのシリーズはまだ続くそうで楽しみです。

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