ローレンス・オズボーン『ただの眠りを(ハヤカワミステリ)』。
若干のんびりしたハードボイルドですが
日本由来の言葉が結構出てきて意外でした。
そのあたりちょっと『シブミ』が入ってます。
粗品さん風に言えば『袋とじ!』ですよ。
ホフマンさんはバレエの『くるみ割り人形』の原作者でもあり。
そして逢坂先生、不思議な読後感の教養高い作品をご馳走様でした。
小さいときは『喝采』しか知りませんでしたが
曙橋にあった飲み屋のマスターが彼女を大好きで
10数年前、私も影響されたのでした。
チューダー様式の外観より凝りに凝った内部がワンダフル。
昔のお金持ちってこういうところにお金をかけたんですね。
岐阜の渡辺家、まだ栄えていらっしゃるんでしょうか。
あのひとが犯人とは!
そしてこのシリーズはまだ続くそうで楽しみです。