レベッカには負けるけど。

ダフネ・デュ・モーリア『レイチェル(創元推理文庫)』。

『レベッカ(1938)』の13年後に書かれましたがやっぱりレベッカかな。

でもさすがデュモーリア、

ひととき昔のイギリスのお屋敷に連れていって貰えました。

遠田潤子『紅蓮の雪(集英社)』。

大衆演劇は何度か見ているので興味深く読みましたが

そんなに説明して貰わなくてもいいかも。

でも血族の中のドロドロの展開に驚きました。

フレドリック・ブラウン『シカゴ・ブルース(創元推理文庫)』。

1947年の作品の新訳ということです清々しいのは作者?訳者?

戦後のシカゴの、無法みたいな世界なのに

ハードボイルドに青春小説が混ざっています。

彩瀬まる『草原のサーカス(新潮社)』

現実とファンタジー感が混じった不思議な読み味。

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