カルメン&ドン・キホーテの夢。

 

ゴールデンウィークから延期になっていた東京バレエ団の公演が

この週末無事に開催されました。

初日の18日(金)、東京文化会館のロビーに入ると驚きの光景が。

風船と傘、紫陽花で演出された幻想的な6月の風景です。

皆さんカメラを向けていましたね。

柄本弾の初役のホセを応援にきた桜沢エリカも早速撮影。

この日の先生の帯はうちわがあしらわれていて

なんとも涼しげ。

着物って色んな組み合わせで季節を表現できますね。

さて肝心の『カルメン』ですがホセという難しい役を

初めて演じた柄本弾、GWに一旦延期が決まったときは

それまでの集中が切れて一気に高熱を出したほどだったのですが

終わるとこの清々しい笑顔よ。

上司ツニガの顔色も窺いながらもカルメンに翻弄され、

ついには狂気の沙汰を起こすホセを

緊張感あふれるはりつめた演技で踊りました。

左は鳥海創さん、右は宮川新大さんです。

中一日空けて20日、桜沢エリカは添田敏子さんの紬と

西川はるえさんの帯で。

弾君はホセとは打って変わり子供むけ公演

『ドン・キホーテの夢』でバジルを踊りましたよ。

いやー、素晴らしかった、楽しかった。

緊急事態宣言のため満席でないお客様も

段々舞台と一体となって大変な盛り上がり。

弾君もいきいきと、色気も茶目っ気も全開でサイコーでした。

フィナーレでは馬の中に入っていた若手ダンサーたちも

跳ねて飛んで超発散してましたね、大歓声でした!

馬のロシナンテとお嫁さんのリンダを前に、最近とみに

美しくなっっておられ伸びやかでキリリとした伝田陽美さんと。

さて2週間後から始まるのが『HOPE JAPAN2021』です。

ベジャールとプティパの演目で

東京を皮切りに全国をまわり、

柄本が踊るのは『ボレロ』と『ギリシャの踊り』です。

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