お正月休みの3冊。

奥田英朗『罪の轍(新潮文庫)』

本田靖春さんによる吉展ちゃん事件の小説にはうなりましたが

さらにアレンジしてあるこちらもすごかった。

F.W.クロフツ『スターヴェルの悲劇(創元推理文庫)』。

日本で言えば昭和のはじめなので

通信や移動手段、捜査方法がのどか。

でも真犯人にあっと驚きです。フレンチ警部、ご苦労さまでした。

ヘニング・マイケル『イタリアン・シューズ(創元推理文庫)』

静かで個性的な方たち大集合なのはこの作家の特徴。

亡くなる前に続編を書いていらして

日本では今年発売予定だそうです。

昨秋見ていたのをすっ飛ばしていました、

ダウントンアビー』の続編、『新たなる時代へ』。

期待にたがわずいろんなエピソードが盛り込まれていて楽しかった。

執事カーソンの、フランスでの上から目線に笑いました。

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