最近の4冊。

 

まずは安定の、だけど“私には”ハズレもある(笑)

新潮クレストブックスからローベルト・セターラー『ある一生』。

惹句にもあるように名もなき男性の人生なんですが

なんでこんなに沁みるのか。

『ある一生』のエッガーに触れたあとで読んだらまぁ大違い。

高橋篤史『亀裂 創業家の悲劇(講談社)』には

驚くべき創業者や息子が出てきます。喜劇のようです。

芝木好子さん大好き!

そんな芝木さんの選集を作られた出版社があるんですね、

『芝木好子アンソロジー 恋する昭和(未知谷)』。

いいとこの奥様が身を削って書かれた珠玉の短編集です。

最後はあっと驚くストーリーだった

ボー・スヴェーンストトレム『犠牲者の犠牲者(ハーパーコリンズ)』。

いやー、偶然にも少し前に読んだあのアメリカの小説と

リンクしてる…!

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