まずは安定の、だけど“私には”ハズレもある(笑)
新潮クレストブックスからローベルト・セターラー『ある一生』。
惹句にもあるように名もなき男性の人生なんですが
なんでこんなに沁みるのか。
『ある一生』のエッガーに触れたあとで読んだらまぁ大違い。
驚くべき創業者や息子が出てきます。喜劇のようです。
芝木好子さん大好き!
そんな芝木さんの選集を作られた出版社があるんですね、
いいとこの奥様が身を削って書かれた珠玉の短編集です。
最後はあっと驚くストーリーだった
ボー・スヴェーンストトレム『犠牲者の犠牲者(ハーパーコリンズ)』。
いやー、偶然にも少し前に読んだあのアメリカの小説と
リンクしてる…!