最近の3冊と2本。

村木嵐『まいまいつぶろ(幻冬舎)』

生まれつきハンディキャップを背負った第九代将軍、

徳川家重と彼を支える大岡忠光。

そばで見守っているような温かい気持ちになった作品です。

ルーシー・ワースリー『アガサ・クリスティー(原書房)

現在はひ孫の方が作品群を管理されているそうですが

その大帝国を生み出したのは当時の階級に合わせた価値観を持つ

自称専業主婦の情熱的な女性でした。

瀬戸内晴美『ゆきてかえらぬ(小学館)』

バロン薩摩について書かれたいくつかの作品のうち

一番読みたかったのが素敵なP+D BOOKSから。

小学館さん、残念なこともあるけどいい仕事もされてます。

邦画をほとんど見ないことを軽く後悔した『夜明けのすべて』。

舞台になった会社で働きたいと思ってしまいました。

大きな事件は起こらないんだけど何この清らかな気持ち!

ウディ・アレン監督『サン・セバスチャンへ、ようこそ』

熱狂的支持者がいらっしゃるのに恐縮ですが

ちょっとキレが悪くなりはりました?

でもスペインのこの素敵な街へ行きたくなりました。

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