船場のぼんち&SNS。

山崎豊子『ぼんち(新潮文庫)』。

大正~戦後の船場のぼんの好色一代記ですがなんだか深いんです。

お家はんに御寮人、花代に本宅伺い…。船場の言葉がびっしり。

放蕩を重ねても帳尻をどこかでぴしりと合わせるぼんち、いいですねぇ。

ガラっと変わり現在のSNS事情、中川淳一郎『ネットのバカ(新潮新書)』。

ひと握りの勝者のためにその他大勢がクリックしているのもわかるし

現実の能力を磨き友達を作れというのも納得、

昼間はずっとパソコンに向かっている著者だからの言葉。

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