療養所から。

19歳で発病し3年半で逝ったひと『北條民雄集(岩波文庫)』

文章にも胸を衝かれるし伴走した川端康成さんも素晴らしい。

美智子さまも全国の慮養所をおたずねでしたね。

このエントリーをはてなブックマークに追加

金子三勇士の弾むワルツ♪

先週オペラシティコンサートホールで開かれた

バレエ音楽に特化したピアノ、ヴァイオリン、チェロの

コンサートになんとバレエダンサー柄本弾が!

今までになかった企画かも。踊らないし。

本番前の弾君です。

TAE ASHIDA の衣装、よう似合ってはったわ~♡

金子三勇士さんがまず一曲弾かれたあと、

客席中央あたりから弾君が登場し、後方や2階3階のお客様にも

軽くご挨拶すると、皆さんのハートがざわつく音がしました(笑)

お話上手な金子さんのリードで興味深いエピソードいろいろ…

その後ヴァイオリニストの米元響子さん、

チェリストの上村文乃さんも加わりバレエ音楽の演奏を。

弾君からするとあの演目のあの場面、な曲が次々出てきて

この時は踊りがハードで辛いんですよ、この曲はグッときます、等々。

因みにプログラムです。

ドビュッシーの『月の光』もとっても良かった、

ロミジュリからも何曲か。

隣接する新国立劇場は踊ったことがあってもこちらは初めて。

クラシックの舞台だと真横から見下ろす客席があるんですね、

バレエなら仕掛けが見えちゃいますよとなごやかに。

舞台写真はすべて ⒸJUNICHIRO MATSUO でございます。

公演後のサイン会にもそれは多くの方にお並びいただき、

皆さんと交流させていただきました。

お疲れさまでした!出演者の皆さんと。

バレエ公演ではたいていオーケストラか音源なので

ピアノとヴァイオリンとチェロによる演奏、

新鮮で美しかったです♡

その美しい音色を奏でる美しい米元さん、上村さんと。

いいな、素敵なドレス。

そっか演奏家や歌手になるとこんな衣装が着られるのか!

さらに米元さんのドレスも TAE ASHIDA だったという。

一挙に親近感がわきました。

皆さんとまたご一緒したいです。

最後に金子さんとも!

ジャパン・アーツの皆さま、金子さん、

とってもお世話になり、ありがとうございました。

オマケはエリカ先生。

涼やかな着物姿で弾君の応援に参上です。

弾君カッコいいね、だって。何を今さら。

このエントリーをはてなブックマークに追加

『ボレロ 永遠の旋律』今週末から!

今週末からかかる『ボレロ 永遠の旋律』を

桜沢エリカと柄本弾が少し早く鑑賞しました。

まずは柄本弾、同じモーリスさんですがラヴェル作曲の

ベジャール振付『ボレロ』をレパートリーとしていますね。

こちらは2018年の横浜ベイサイドバレエにて。

弾君のボレロは弾君のお行儀良さと本来の?野性味がミックスされて

とっても魅力的です。

次はいつ見られるのかな…

そんな弾君が寄せたコメントがこちら。

ダンサーなのでつい振付家に関心が行きがちですが

この曲はラヴェルが命を削って作曲しました。

そんなことを知るいい機会をいただきましたね。

そして2019年に訪れたのがバスク地方、

シブールにあるラヴェルの生家。聖地ですね。

まだ20代の弾君、『旅するフランス語』のロケでした。

バスク語だと思われるので読めませんが

真ん中にモーリス・ラヴェルと書いてあります。

当時の写真を見返していたら素敵な画像がありましたので。

おそらくニヴェル川だと思われます。

因みにナデシコが大好きなトレヴェニアンの『シブミ』

この川から決死の脱出をするシーンがあった気がする…(いい加減)

さて桜沢エリカのコメントです。

この映画にはラヴェルのミューズとして、エリカ先生が

連載中の『パリ 1921』で描いている20年代前後のパリ社交界の華、

ミシア・セールが重要な役割で出てくるんですね。

映画の広報資料より。

日本では資料が少なく、いろいろ調べて描いているミシアが

映画のなかで命を再び吹き込まれいきいきと動いているので

先生、とっても感慨深かったようです。

桜沢が描くミシアがこちら。

漫画、読んでいただいていますか?

ミシアはマリー・ローランサンとココ・シャネルの10歳上です。

さていろいろ脱線しましたが『ボレロ 永遠の旋律』お楽しみに!

このエントリーをはてなブックマークに追加

立場変わっても。

嶋津輝『襷がけの二人(文藝春秋)』

もう宮部みゆき&三浦しをん両先生ご推薦なら読むしかない。

結果読んで良かった、おっとりしたお嫁さんが

戦争後に働きはじめた先とは?

マイケル・ロボサム『生か、死か(早川書房)』

よくできた人間がなんで監獄に、

なんでこんなに辛い目にばかり。

でも救われます、神様は見てはる!

このエントリーをはてなブックマークに追加

本も読んでます。

すっかり投稿をさぼっていましたが読書もしております。

林真理子『花(中公文庫)』。

さすがのマリコ先生、世俗的なところと格調高い空気と。

エレガントでコクのある小説でした。

この方の新作を見つけたら読まなくちゃ、の

アーナルデュル・インドリダソン『悪い男(東京創元文庫)』

このシリーズで主役のエーレンデュルがいなくても

同僚たちが次々活躍してくれるという。

こんな設定があったのか、萩原浩『笑う森(新潮社)』。

樹海と周辺で繰り広げられるそれぞれの物語。

全て見ていたかもしれない坊や。

ドン・ウインズロウさんがこの三部作で筆を置かれるらしい、

『業火の市』『陽炎の市』『終の市(ハーパーBOOKS)』。

主人公は言わばマフィアなんだけどきれいな心を持っていて

ぐいぐい読み進めたくなる3冊でした。ホントにこれで終わり?

このエントリーをはてなブックマークに追加